感情表現が乏しくなったり、意欲が低下する陰性症状

陰性症状は、感情の平板化や意欲の減退、思考の低下などの症状です。多くは陽性症状に遅れて現れます。

<感情の鈍麻・平板化>喜怒哀楽の表現が乏しくなる

イラスト:喜怒哀楽の感情がなく表情が失われてぼんやりしている様子

単なる気分の高揚や落ち込みではなく、感情そのものの表現が乏しくなります。
他の人と視線を合わせなくなり、動きのない表情をします。他の人の気持ちに共感したりすることも少なくなり、外界への関心を失っているようにみえます。

<意欲の減退>意欲や気力が低下する

イラスト:意欲や気力がわかず、何もできない様子

自ら、何らかの目的をもった行動を始めたり、それを根気よく持続することができなくなります。学校の勉強や仕事など何事に対しても意欲や気力がわかず、周りのことに興味や関心を示さなくなります。
集中力も低下し、一度に多くの物事に対処するのが困難になります。

<思考の低下>会話の量が減り、空虚な内容になる

イラスト:話しかけられても無表情でボソボソと答える様子

思考力が低下し、会話の量が少なくなります。
話しかけても、短くて素っ気ない内容の、途切れとぎれの返事になります。あるいは、まったく答えられないこともあります。

<対人コミュニケーションの支障>人との関わりが減り、自閉的になる

イラスト:部屋に引きこもっている様子

他の人との関わりを避け、自室に引きこもるなどの生活になることがあります。多くの場合、1日何をすることもなくぼんやりと過ごし、社会性が低下します。