患者さんの数

統合失調症の発症には、国や地域、民族、男女などによる差はほとんどみられません。有病率は人口の約1%、つまり100人に対し1人の割合ですから、けっして珍しい病気ではありません。

喘息と同じぐらいの数の患者さんがいる

有病率1%から推測すると、日本には統合失調症の人が100万人程度いると考えられます。同じくらいの患者さんがいる病気として喘息があります。
ところが、厚生労働省の患者調査(2011年)では、統合失調症の患者さんの数は約70万人とされています。これは発症しているけれども受診していなかったり、病気を周りの人に隠している人が多いためと思われます。

主な傷病の総患者数

図:主な傷病の総患者数

多くは思春期から30歳までに発病

好発年齢は思春期から30歳までで、統合失調症の人の70〜80%を占めます。
平均の発症年齢は男性が27歳、女性が30歳で、男性のほうが多少発症年齢が低い傾向があります。女性では、40〜45歳に2度目の発症の小さなピークがあり、この時期の発病は男性の2倍となっています。